
発熱や咳、痰、鼻水、のどの痛み
発熱や咳、痰、鼻水、のどの痛み
これらの症状は、上気道や下気道の炎症が原因で発生することが一般的です。免疫反応として体温が上昇するほか、咳や痰は気道が刺激されることで生じます。鼻水やのどの痛みも、風邪やインフルエンザ、アレルギー反応などによって引き起こされる症状であり、特に風邪やインフルエンザではこれらが多く見られます。
風邪は、ウイルス(主にライノウイルス)が原因で引き起こされる上気道の感染症です。風邪の症状には、発熱、咳、鼻水、のどの痛み、喉の違和感、体のだるさなどがあります。風邪は通常、1週間以内に回復することが多いですが、症状が長引く場合や重症化した場合は肺炎などを合併することがあり注意が必要です。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性の呼吸器感染症です。風邪の症状に似ていますが、インフルエンザは急激に発症し、高熱が出ることが特徴です。咳、のどの痛み、痰、鼻水に加えて、体の痛み、頭痛、全身の倦怠感なども見られることがあります。
咳喘息は、アレルギーや刺激物に反応して気道が炎症を起こし、慢性的な咳が続く状態です。痰が絡んだ咳や息切れ、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)が特徴です。風邪やインフルエンザの後に症状が現れることもあります。
アレルギー性鼻炎は、アレルゲン(花粉やホコリ、ペットの毛など)に対して免疫反応が起こり、鼻水や鼻詰まり、くしゃみ、目のかゆみなどが生じる疾患です。発熱がないことが多いですが、咳やのどの痛みが伴うこともあります。
肺炎は、細菌やウイルスによって引き起こされる肺の感染症です。発熱、咳、痰の症状に加えて、呼吸困難や胸痛が生じることがあります。肺炎は急激に進行することがあり、重症化すると命に関わることがあるため、早期に診断を受けることが重要です。
気管支炎は、気道の炎症により咳が続く疾患です。風邪が原因で急性気管支炎が発症することがあり、痰を伴う咳や、呼吸がしづらくなることがあります。慢性気管支炎は、喫煙や環境因子によって引き起こされることが多いです。
麻疹や風疹など、伝染性のウイルス感染症が原因で発熱や咳、のどの痛みが現れることがあります。これらの疾患は特に子どもに多く、発疹やその他の症状が伴うことが特徴です。
抗原検査は、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルス、溶連菌など、細菌・ウイルス性の感染症を特定するための検査です。咽頭や鼻腔から採取した検体を用いて、特定の細菌・ウイルスの存在を検出することができます。
血液検査では、白血球の数やC反応性蛋白(CRP)の値を測定します。これにより、細菌感染の有無や体内での炎症の程度を確認することができます。発熱や全身症状が長引いている場合は、細菌性の感染症を疑うことがあり、血液検査が有効です。
胸部X線検査は、肺炎や気管支炎の診断に役立ちます。肺に炎症がある場合、X線画像に異常が現れ、特に肺炎が疑われる場合には、この検査が有用です。
アレルギー性鼻炎や咳喘息が疑われる場合、血液検査やパッチテストを行うことで、アレルゲンを特定することができます。これにより、アレルギー反応が引き起こしている症状かどうかを調べます。
場合により、耳鼻科、皮膚科に紹介することもあります。
TOP